眉上を剃ってはダメ!メンズ眉毛を整えるコツや失敗した時の対処法をご紹介
顔の印象を大きく変えるパーツの1つが眉毛です。メイクをしない男性の場合には、「眉毛のお手入れ」は良くも悪くも印象を大きく変える重要な要素となります。
そこで今回はメンズ眉毛を整えるコツや失敗したときの対処法をご紹介します。これまで眉毛を整えてきたけれどイマイチ決まらないという方、失敗するのが怖い方、これまで整えたことがない方は参考にしてください。
3人に2人が眉毛のセルフケアで失敗を経験。
失敗と思っていない方でも、実は他の人から見たら似合っていないなんてことも……。
あなたが満足しているその眉毛、
他人から見ても似合っていると言えますか?
少しでも不安に感じた方……まずはこちらをご覧ください
メンズ眉を整えるための失敗しない4つのコツ
眉毛を整えるときに失敗しないためのコツを見ていきましょう。
1. 眉上は剃らない
眉上は無駄な毛も多く産毛もあるので、眉毛を整えるときに剃りたい衝動に駆られるかもしれません。眉上に太いムダ毛が生えているようであれば抜き、うっすらとした産毛であればそのまま残しておきましょう。
2. アイテムを使い分けて調整する
眉毛の毛量が多かったり太かったりして、眉毛が濃く見える場合は毛量を調節することで、薄くすることができます。毛抜きで毛を間引いたり、ハサミだけでカットしたりすると必要な部分に毛がなくなってしまうこともあるので注意が必要です。
毛量を調節するときはまず長い毛の毛先をカットし、それでも濃い部分は毛抜きで抜きましょう。
またシェーバーには「すく」機能が付いているものもあります。うまくカットできない場合はすき機能が付いたシェーバーを利用しましょう。
3. 一気に剃らないで少しずつ微調整する
眉剃りをするとき、不要な毛を一気に剃ってしまうと失敗する原因になります。眉剃りをするときは、少しずつ微調整をしながら剃るようにしてください。
眉剃りをしているときは、顔を鏡に近づけ眉しか見ていない場合があります。ときどき鏡から顔を離して、全体のバランスを見ながら調整しましょう。
4. 失敗したらアイブロウで修正する
セルフケアをしていると眉を剃りすぎてしまったり、カットしすぎたりするケースもあるでしょう。もし不自然な部分が気になるようならアイブロウで書き足せば応急処置できます。眉毛を書き足すときは塗りつぶすのではなく、1本1本毛を書くようにするとナチュラルな仕上がりになります。
眉上を剃りすぎてはいけない理由
理想的な眉毛を作るには、剃ってはいけない部分もあります。その場所は、「眉の上」です。なぜ眉上を剃ってはいけないのか、その理由を2つご紹介します。
眉丘筋が露わになり老けて見える
眉山あたりの盛り上がっている筋肉を「眉丘筋(びきゅうきん)」と呼びます。表情を変えると、眉丘筋が動き、眉が上がったり下がったりします。この眉丘筋が、目立ってしまうと老けて見えてしまいます。
そして、眉丘筋が目立ってしまう主な原因が、眉上の眉毛を剃ってしまっているということです。眉上の産毛が気になる方もいると思いますが、眉丘筋を露わにしないためにも産毛はそのまま残しておきましょう。
青ヒゲのように剃り跡が目立つ
太めの毛を剃ってしまうと、青ヒゲのように剃り跡が目立ってしまいます。特に眉周りは他の人の視線が集まりますので、眉上に剃り跡を残していると不格好に見えてしまいますね。ムダ毛になるようなら剃らずに抜きましょう。
ただし、抜きすぎると生えてこなくなる可能性もありますので、自分に似合う眉毛の形を知ったうえで万が一、生えてこなくなっても問題ない部分を抜くといったように、慎重にケアすることが大切です。
失敗しないためのお手入れのコツを4つご紹介しましたが、コツよりも大切なことがあります。
それは「眉毛の形や長さをどのようにするか」という点です。既にお伝えした通り、眉毛は抜きすぎると生えなくなるケースがあります。
そのため、将来を見据えて「自分がどのような眉毛の形や長さにすべきか」を知ったうえで、上記にご紹介したコツを参考にしてセルフケアすることをおすすめします。
もしかすると、自分がしたい眉毛のイメージがある方もいるかと思います。
1つご注意いただきたいのは、他人の視点で考える必要があるということです。
セルフケアの失敗例に、自分では満足のいく仕上がりになったけれど、他の人から「細すぎる」「短すぎる」と指摘されてしまったというケースもあります。
少しでも不安に感じた方は、まずは以下のページをご覧ください。
メンズ眉を整えるための4つのアイテム
眉毛のセルフケアをする際には、さまざまな役立つアイテムがあります。その中でも必須ともいえる4つのアイテムをご紹介します。
1. 眉毛用ハサミ
眉毛用ハサミはかなり小さいサイズのハサミで、細かい部分を整えるためには欠かせません。
普通のハサミのようにまっすぐなタイプもあれば、角度がついているタイプのものもあります。どちらが使いやすいかは人によるので、もし試すことができれば試してみて使いやすいものを選びましょう。
2. 電動シェーバーもしくはカミソリ
眉毛の無駄な部分を剃るには電動シェーバーがおすすめです。I字のカミソリでも良いのですが、I字カミソリですと刃が直接肌に触れるため、皮膚を傷つけてしまうことがあります。その点、電動シェーバーなら毛を切る内刃は直接肌に触れないため、できれば電動シェーバーを用意しておくことをおすすめします。リーズナブルなものなら1,000〜2,000円程度で購入できます。
3. 眉毛用コーム
眉毛用コームは、眉毛用の小さいクシのことです。眉毛にクシをあてることで、余分な眉毛の部分の毛を立たせて切りやすくします。また、眉全体の毛流れを簡単に整えられるため、普段の身だしなみにも使えます。。
4. 毛抜き
毛抜きは無駄な毛を抜いたり、眉毛が濃い場合に毛を間引いたりするのに使えます。眉毛を整えるときは、先が細いタイプが使いやすいでしょう。
あると便利なステンシル・アイブロウペンシル
ステンシルとは、眉毛のテンプレートがかたどられたシートのことです。シートには眉の形の穴が空いており、ステンシルを自分の顔に当てて、その形に合わせて眉毛のお手入れをしたり、アイブロウペンシルで眉を描いたりします。形が定まっていない人や、眉毛を整えるのが初めての人にはおすすめのアイテムです。
アイブロウペンシルは、ステンシルを使う場合や、形を整えることに不安がある人にはおすすめのアイテムです。実際に眉毛を剃る前にステンシルの形をアイブロウペンシルで顔に描いて、形を確認することができます。
また、ステンシルを使わない場合でも、形を先に描いて眉剃りすれば失敗を避けることができます。
アイブロウについては以下のページで詳しくご紹介しています。人気のアイブロウ商品が知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。
絶対に失敗したくない!メンズが眉毛を整える方法
眉毛を整える方法を工程順に紹介します。
1. 眉毛用コームを使って眉の流れを整える
眉毛用コームを使い、眉毛の毛の流れを一方向に整えましょう。こうすることで、後からどの部分をカットするか剃るかがわかりやすくなります。
2. 眉毛の形を決める
ステンシルを使っても良いですし、ハンドライティングでも良いので眉毛の形を決めます。普段から形を整えている人や、今の眉毛の形を活かす人はこのステップは省いて構いません。
3. 余分な部分をハサミでカットする
眉毛の形を決めたら、毛が長すぎる部分をカットしましょう。眉毛用コームを使って、無駄な毛を立たせ、ハサミでカットします。眉毛が濃すぎてカットしたいという人も、コームを使って毛先を立たせ、少しずつ切りましょう。
4. 眉剃りor毛抜きで無駄な毛をなくす
眉毛のラインからはみ出ている無駄な部分の毛を電動シェーバーで剃るか、毛抜きで抜いていきましょう。毛抜きを使う場合には、長い毛をそのまま抜いてしまうと痛みが強いのでまずは毛を短くカットして、根元を毛抜きで掴むように抜けば、痛みも軽減し、抜きやすくなります。
眉毛のセルフケアの方法についてお伝えしてきましたが、1つ知っておいてほしいことがあります。
それは、他人の視点で考える必要があるということです。「清潔感を手に入れたい…」「頼りがいのある雰囲気になりたい…」といったように他人の視線が気になり眉毛を整える方も多いでしょう。にもかかわらず、自分好みの眉の形にセルフケアをしてしまう方もいらっしゃいます。
その結果、自分では満足のいく仕上がりになったけれど、他の人から「細すぎる」「短すぎる」と指摘されてしまった……なんて失敗例も。
では、どうすれば良かったのでしょうか?気になる方は、まずはこちらのページをご覧ください。
もしも眉を整えることに失敗してしまったときはどうすれば良い?
化粧で隠す
眉を整えることに失敗をしてしまった場合には、コンシーラーを直接塗っておけば、カモフラージュすることが可能です。
以下が、その流れとなります。
- 眉毛のいらない部分に、コンシーラーを直接塗って消していく
- 毛の流れに逆らうように、コンシーラーのブラシを当てていく
- 毛の流れを整えて、コンシーラーの上からアイブロウパウダーを乗せる
この方法であれば、ムラにならずにきちんと眉毛を消すことができます。
そしてアイブロウパウダーを乗せやすくなるので、新たに眉毛を書きやすくなります。
全剃りする
眉を整えることに失敗をしてしまった際、もしかしたら「眉毛を全剃りしたい!」と考える方もいらっしゃるかもしれません。
眉毛を自由にアイブロウペンシルやアイブロウパウダーを使って描きたい方や、眉毛メイクの流行をいち早く取り入れたい場合はアリかと思います。
しかし、「メイクが落ちやすい」「剃り跡が目立つ」「眉毛が生えるまで時間がかかる」などのデメリットがあるため、全剃りを行うのには注意は必要です。眉毛が生え変わるのにかかる期間は、約2~3ヶ月かかります。失敗した眉毛が生えるまでの期間、全剃りした際に生え変わるのにかかる期間を考慮したうえで、剃るかどうか検討してみてください。
全剃りをする方法
眉を全剃りするデメリットも確認したうえで、全剃りしようと決心した方向けに、眉毛を全剃りする手順をご紹介します。
1. 保湿する
眉毛を全剃りする前には、洗顔後に必ず保湿をしてから、行いましょう。肌が乾燥してる状態だと、肌に小さな傷がつきやすく、乾燥もしやすくなります。化粧水やクリームなどを使って、肌を整えてからスタートするようにしてください。
2. 眉毛を梳かす
顔の保湿が終わったら、次に眉毛を梳かします。梳かさなくても剃ることができますが、仕上がりに差が生じます。100円ショップでも購入できる「アイブロウブラシ」を使用すると、毛が整えやすいのでおすすめです。
3. カミソリで剃る
毛の生え方と反対方向にカミソリで剃ってしまうと、肌を傷つける原因になります。そのため、眉の毛並みに沿ってカミソリを動かしていきましょう。肌に痛みや違和感がないかなど、気を配りながら慎重に剃ってください。
暗中模索でセルフケアをするから失敗する!
まずは自分に似合う眉毛の形を知ることから始めよう
ここまで失敗をしないためのコツや、セルフケアの方法・役立つアイテムについてご紹介しましたが、そもそも成功を知らず暗中模索でセルフケアをすれば失敗するのは目に見えています。
また、自分好みの眉毛の形に整えられたら成功というわけでもありません。たとえ眉毛を剃ったり切ったりするスキルが上がり、自分の思い通りにセルフケアができたとしても、他の人に「眉毛が細すぎる」「短すぎる」といったように、違和感を抱かれる可能性もあります。
「清潔感を手に入れたい…」「頼りがいのある雰囲気になりたい…」といったように他人の視線を気にしてセルフケアをするのであれば、まずは専門サロンでプロに相談して、自分の希望や骨格・筋肉に合った眉毛の形をデザインしてもらいましょう。